塾団体による研修大会が開かれた。

 「民間教育の果たす役割は何か」をテーマに、3氏による講演と懇親会が行われた。

 講演のトップは人気作家の高嶋哲夫氏による学習塾の地震対策。

 授業中に震災があった場合、どのように対処すべきかについて具体的な話があった。東日本大震災・熊本地震などのたびに、塾の地震対策を講じてきたが、この日の話を聞いて、改めてその重要性を感じ入った。

 特に地震発生後15分以内に、死者の90%が集中するという話には背筋が寒くなった。

 2番目は教材会社経営者による学習塾の経営動向について。反転教育を取り入れている塾などユニークな取組の実態について説明記があった。

 最後はこの日のメイン、下村前文科大臣による、教育行政の方向性と民間教育の役割について。 「学校教育と塾教育が対立する時代はとうの昔に終わった」「これからは公教育と私教育が手を取り合ってオールジャパンで取り組むべき」との話からスタート。

 今の資本主義社会にあっては所得格差は必至、貧困の連鎖は絶対に阻止しなければならない、このままでは日本は衰退国家になる、そうならないためには教育しかない、魂のこもった教育が必要、塾の教育に期待する………という、塾教育の原点ともいうべき話には大いに共感した。
下村2

 下村前大臣は塾経営者を経て政界に進出した数少ない議員。同氏の話を聞きつつ、塾はもっと公教育部門に関与すべきことを感じた。

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