学習塾講師認定試験の審査を行った。

 毎年、この時期、審査員の仕事を行ってきているが、受験生以上に私の方が勉強させてもらっているのを実感している。

 この審査は、1人の受験者に対して3人の審査員が評価するルールとなっている。評価にあたっては3人の審査員でディスカッションをするが、これが勉強になる。

 結果として評価得点は3人ともほぼ同じになることが多いが、細部の視点は3人とも異なることが多い。

 塾の授業では生徒との関係性がとても大切。教えるだけなら誰でもできる。ただ、関係を構築して、わからせて満足してもらわなければ塾の講師は務まらない。

 そのためには教室全体に神経が行き届き、生徒の気持ちを把握して、適切な質問をして人間関係を築くことが必要。これが、不十分な講師もいないではない。

 ある審査員の方は、「患者として医療をいくら受けても医者にはなれない。ところが、自分の学んだ方法をそのまま指導する教師が増えている」と指摘していた。

 全く同感。

 自分の学んだ方法は数ある指導法の1つ。これがベストであるかどうかは検証が必要。数ある指導法の中でベストの方法を目指して、日々、模索と検証を加えなければプロとはいえない。

 改めて身の引き締まる思いをした。 

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