長女をつれてオペラ「アンドレア・シェニエ」を見た。ジョルダーノの代表作といわれている作品だが、実際の舞台を見たのははじめてだった。フランス革命を背景にした恋愛物語で、よくあるオペラのパターンで最後は2人は死んでしまう(ギロチンで処刑される)というストーリーだ。
 幕間のスクリーンの映像や、錯覚を利用して舞台が斜めに見える演出はあまりよいとは思えなかったが、準主役のジェラール役のバリトンはすばらしかった。この物語がどこまで実際の史実を反映しているのかどうか知らないが、フランスの革命の英雄ロベス・ピエールが、なぜ処刑されなければならなかったのかも、何となく理解できたような気がした。
 ただ、この日の圧巻は、恋人2人がギロチンに向かうフィナーレだった。音楽が終わり幕が閉まった後も、体の中心から込み上げてくる感動で、しばらくのあいだ息をすることができなかった。日常生活の中では、なかなかこのような感動を得ることは難しい。オペラはすごい!

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“アンドレア・シュニエ” に2件のコメントがあります

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