昨日まで3泊4日で韓国の塾を視察してきた。


 海外の塾を見学するのははじめて。大きな刺激になった。3塾を訪問したが、いずれも韓国の大手塾。そのスケールに圧倒させられた。


 いずれも塾というイメージを大きく超えていて、まるで私立学校のよう。生徒数も1教場で2000名とか3000名、職員数も100名に上るそうだ。今回の訪問先にはなかったが、生徒数が50万人を超える塾もあるとのこと。


 ちなみに日本大学の学生数が7万人弱。1つの塾がその8倍の生徒数を擁することになる。


 韓国は「学歴社会」。親の教育熱も高く、子どもの教育費(塾費用)が5万円、10万円に達するのはザラ、家計収入の5割に達するケースも珍しくないとのこと。話には聞いていたが、塾の現場を見せてもらって、これらが誇張でないことを実感した。


 公教育に対する信頼が薄いことも塾の加熱に拍車をかけ、朝は学校前の7時から、夜は10時11時まで授業が行われているそうだ。


 韓国と日本とは教育事情も文化的背景も経済的背景もすべて違う。ただ、どの塾関係者も「補習」という言葉を使わずに、「子どもたちの教育を支えているのは公教育ではなく我々」と主張していた。


 良し悪しは別にして、「当たり前」が当たり前でない世界を垣間見た。発想の刺激にもなった。たまには、別世界を覗くのもよいものと再確認した。

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