先週、漢検を行った。
当学習会で漢検を実施したのはこれで2回目。前回はこの7。英検はかなり昔から試験会場としての認定を受けていた。ただ、漢検は認定を受けたのは今年になってから。
実は、漢検については少し誤解があった。
漢字なんか、塾の授業に馴染まないと考えていたからだ。
漢字を学習するのはあくまで自宅。塾は自宅学習のチェックをすればよい。それなら、漢検なんか塾でやる必要がない………とというのが理由だった。
ところが、あるセミナーを受けて認識を改めた。
日本人の漢字能力が想像を超えて低下していること。自助努力に任せればよいという認識は必ずも正しくないこと。それと、漢字のリテラシー(漢字の評価・識別能力)を高めることは文章読解力向上に直結すること。
この話を聞いて、速読速聴トレーニングに漢検対策を組み込むなど、漢検に対する取り組みを一変した。
今回の漢検も英検を上回る受験者がいた。外部の方も数名受験した。実は、本当に受験者が集まるのかどうか不安もあった。
来年からは、漢検も英検同様に塾の年間カリキュラムに組み込まなければと考えている。
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