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2016年8月号……『学習の見える化』 塾長/青沼 隆

先月号のお知らせで、受験生は夏休み中に「200時間の勉強を達成して欲しい」と書きました。

ただ、多くの子どもにとって、勉強時間を管理する簡単ではありません。200時間を達成するためには、毎日の勉強時間の記録をつけて、目標通りに進んでいるのかどうかを自己管理していく必要があります。例えば、ある日、体調が悪くて勉強ができなかった場合、当然、目標とのズレが生じます。そのズレがどの位なのか「見える化」をしなければ、やがて「まぁ、いいか」となって、ズルズルと後退してしまいます。

目標を立てて実行を続けるには、日々の実行状況を「見える化」しておくことが大切です。これは大人にも言えることであり、子どもの勉強にとっても大切なことです。(すでに「見える化」を実行されている両親さまもいらっしゃるかと思います。)

そこで、伸栄学習会では、家庭学習を「見える化」するために、「学習時間管理シート」を作って、子どもたちに配布することにしました。このシートは、目標時間を自分で決めて、その実行状況を、毎日塗りつぶしていくものです。使い方はとても簡単です。夏期講習から本格的に導入することにしました。

受験生は、毎日の勉強時間を、原則として5時間に設定するように指導します。受験生以外は、それぞれの目標に従って、例えば、1時間、1時間半、2時間………と設定します。そして、その達成に向けて家庭学習を行い、シートを塗りつぶしてもらいます。もし、体調不良や家族旅行などのために目標が達成できない日があれば、それは借金となります。借金は翌日以降に返済してもらいます。この借金の「見える化」ができるのが、この仕組みの最大の特徴です。

夏休みは、ともするとダラダラになりがちです。ご両親さまのイライラが募る時期でもあります。「ちゃんと勉強しなさい!」という言葉が減り、家庭学習について、冷静に話し合いができればこれに越したことはありません。是非「学習時間管理シート」をご活用下さい。

学習の見える化

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