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2012年7月号……『理科・社会の勉強法』 塾長/青沼 隆

ご両親さまとお話をさせていただく際に、理科・社会の勉強法についてご質問をいただくことがあります。英語や数学は塾で勉強しているが、理科や社会を受講している人は少数です。ただ、通知表でのウエイトは社会も数学もどの教科ももちろん同じです。理社について、ご両親さまが心配されるお気持ちはよく理解できます。それに、案外、理科や社会のテスト対策をしっかりやっていない子どもが多いのも事実です。

英語や数学と同様に理科や社会にも勉強法があります。ただ、理科・社会の不得手な子どもは、「どう勉強したらよいかわからない」「何をやったらよいかわからない」と感じているケースが多いようです。従って、中には教科書を読んだり、学校のノートを開いただけで「テスト勉強終了」というケースもあります。

記憶力に絶大な自信のある子は別にして、教科書やノートを「読む」だけでテストで点数を取れることはまずありません。読むだけで記憶が定着することはほとんど期待できないからです。それ以前に、よほどその単元に特別に興味を持っていれば話は別ですが、ほとんどの子どもは教科書を読んでもピンと来ません。ただ、何となく教科書の字面を追っているのが実情だと思います。

理社の苦手な子は、教科書を読んでもピンとこない、ノートを広げてもイマイチ、何をやったらよいかわからない、従って、ほとんど勉強しない………という悪循環に陥っています。でも、この悪循環を抜け出す方法はあります。それは、「問題集」です。学校のワークも重要ですが、なぜか多くの学校では、ワークに答えを書き込むのが宿題になっています。ですから、別の問題集を1冊、できれば2冊用意することをお勧めします。そして、塾で習った「問題集の使い方」に従って演習を進めてください。

最初は問題を解こうと思ってもチンプンカンプンなはずです。恐らく、大半の問題に×がつきます。2度目のやり直しでも、7~8割が×になると思います。しかし、ここで諦めずに、徹底的にやり直しをして下さい。何度かやり直しをしたら、教科書を読んで下さい。当初、ピンと来なかった文章が、「なるほど、そういうことだったのか!」という気づきに変わっているはずです。教科書が面白く読める段階にくればヤマは越えています。後は、1冊目の問題集の×をつぶして、できれば、2冊目に進んで下さい。2冊目の問題集は、1冊目の数分の1のエネルギーで完了します。

問題集を使った勉強法は何をやればよいかを明確にして、自分の課題を「見える化」して計画が立てられるようになります。「問題集の使い方」通りにやれば、ほぼ確実に90点以上得点できます。ただ、もちろん、問題集を中途半端にやれば、悲惨な結果に終わるのは当然です。

伸栄学習会では、7月上旬からさまざまな無料講座を開講します。その中の1つ、7/9(月)<北栄教室>、7/13(金)<妙典教室>「問題集100%活用法講座」を開きます。この講座で改めて問題集の使い方について説明します。是非、ご参加下さい!

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