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2006年4月号……『模擬試験』 塾長/青沼 隆

ご両親様の中にも、模擬試験に懐かしい思い出(あるいはつらい思い出?)をお持ちの方は多いと思います。現在、学校の成績が“絶対評価”に代わってしまい、全体の中での順位がつかみづらくなりました。しかし、受験生にとっては、偏差値や順位は必要不可欠で、これらの数値なくして志望校選びをするのは難しいと思います。

ところで、模擬試験は何のために受けるのでしょうか。口の悪い人は、「成績上位者には優越感を、成績下位者には劣等感を植え付けるもの」と言いますが、もちろんこれは悪い冗談です。模擬試験の意義を上げてみると、
①本番の試験の雰囲気に慣れる
②どのような問題が出題されるのか把握する
③自分の実力を客観的に把握する
④自分の弱点を知って今後の勉強に役立てる
というところになるかと思います。

ところで、この中で、敢えて“一番大切”なこととなれば、それは④ではないかと思います。ただ、①から③までは、模擬試験を受けさえすれば取りあえず目的は達成されますが、④は模擬試験を受けた後に「やり直し」をしなければ目的は達成されません。

しかし残念なことに、多くの生徒はこの「やり直し」をしません。試験を受けたら受けっ放しで、得点や偏差値に一喜一憂するだけで満足してしまっているのが実情です。

入学試験というのは、誤解を恐れずに言えば、「同じような問題」がくり返し出題されるに過ぎません。ですから、問題演習をキチンとくり返せば、必ず、成績が上がり、志望校に合格することができます。その中でも、模擬試験は過去の入試問題を踏まえ吟味されて出題されます。その意味では、受験生にとって宝の山と言えます。

これらを考え、本年は、模擬試験の受け放しを避けるために「事後対策」をセットにした講習を開講することにしました。模擬試験とその実施方法は下図フローチャートの通りとなります。

ただ、この取り組みは当学習会にとってはじめてでもありますので、まずは5月~8月分について実施することにしました。9月以降は夏頃に改めてご連絡します。(9月以降も模擬試験は必ず実施します)。今回のご案内は8月までとなっておりますが、事情ご理解下さるようお願いします。

《模擬試験のフローチャート》
事前対策
(中3のみ)

模擬試験の受験
自己採点指導

間違いのやり直し
(自宅)

事後対策授業

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