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2016年6月号……『イングリッシュ・ジム』 塾長/青沼 隆

文科省の舵切り

日本の英語教育の評判は芳しくありません。「中学・高校・大学と10年間に渡って英語を学んできたが、外国人の話す英語がサッパリわからない」というのがその典型かと思います。さまざまな要因がその背景にありますが、基本的には学校の英語、もっと言えば受験英語が「読む」「書く」に偏っていて、「聞く」「話す」が軽視されているのが大きな理由です。

これらの批判や要求を受けて、ついに文科省も指導のあり方を全面的に改定することになりました。オリンピックイヤーの2020年から、
1.小学5年生から、週3回程度の本格的な成績に反映される英語の授業を行う。小学3年生から、現在の小5,6のような英語の導入授業を行う。
2.小中高の授業では、「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能を伸ばす授業を行う。それに伴って、大学入試の中身も全面的に改定する。
ことが決まりました。また、2018年からこの施策は一部先行実施されます。

近隣諸国の英語教育

つまり、2018年から日本の英語教育はその中身がまったく変わることになります。実は、近隣諸国では、この英語教育の見直しはすでに実施されているのです。例えば、お隣の韓国では1997年から英語教育が全面的に変わっています。韓国に行かれた方はお気づきだと思いますが、ソウルはもちろん地方でも、若年層の人の多くは英語を流暢に話します。20年ほど前までは、日本と同様、韓国人には英語が通じませんでした。劇的な変化があったと言えます。

伸栄学習会の取組み

これらを踏まえ、伸栄学習会では、2年ほど前から英語教育のあり方について検討を行ってきました。韓国を何度か訪問して、小学校、学習塾、英語村などで行われている英語指導の実態を研究してきました。また、教材作成に当たっては、経済産業省から先見性を評価してもらい、1000万円の補助金を得て開発を進めてきました。学習塾の全国組織(全国学習塾協同組合)では、新しい英語教育の研究会を立ち上げて検討を進めていますが、理事として同プロジェクトに参画してきました。

イングリッシュ・ジムはこれらを集大成して指導を進めるものです。現在、学習塾や英会話教室ではさまざまな英語教育がなされています。学習塾の英語は「読み」「書き」重視で「聞く」「話す」が弱い。英会話教室の英語は「お遊び英語」になりがちと言われます。イングリッシュ・ジムはこれらの英語とは全く違います。4技能をバランスよく育てるために、独自に開発した映像ソフトとコンピュータシステムを駆使して、毎月、基本例文7文程度を血肉化して、同時に50単語程度を記憶していくものです。

6月中旬には保護者・生徒対象の説明会を開催します。イングリッシュ・ジムの内容を文章でお伝えするのは、なかなか困難です。是非、説明会にお越しくださるようお願いします。

※「伸栄イングリッシュ・ジム」 対象:小~中学生
火 16:40~17:25、17:25~18:10 猫実本部教室
木 16:40~17:25、17:25~18:10 猫実本部教室

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