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 知り合いの塾長を介し、足立区教育委員会の依頼で同区の公立中学で数学の授業を行うことになった。
 
 今日はその初日。これから、5日間、学校の教壇に立つことになる。


 対象は中3生。今日は正負の計算を行った。


 これまで、何度も授業を行ったところ。いつも通り、台本は持たずに子どもたちの様子を見ながら進めることにした。


 今回、足立区の依頼を受けることにしたのは、私自身、公立中で授業を行った経験がないこと。それから、塾での子どもの様子は予測つくが、学校で子どもたちはどんな様子で授業を受けているのか、実感したかったから。


 塾と学校では教室の造りがまったく違う。それに、子どもたちは、全員、制服を着ている(学校だから当たり前か)。


 授業スタート時に感じたのは、何人かの生徒が、よそ見をしていて、何人かが私語をしていたこと。


 この雰囲気、これまでの私の授業では、あまりない光景。しかし、学校と塾では当然、違う。私語やよそ見を無視して授業を始めた。


 最初に、「勉強の仕方、それに成績アップの方法」について話をした。この話、塾でもそうだが、今日の中3生も真剣に傾けてくれた。


 そうこうしているうちに、子どもたちは集中して、当初の違和感が全くなくなった。ふだんの授業とまったく同じ。


 ただ、今日の授業がスムースに進められたのは、同校の先生のご尽力があったから。授業前にも、子どもたちに何やら注意を与えていた。


 先生方のバックアップがないまま、素手で学校に飛び込んで、今日と同じ授業ができるかどうかは、正直なところわからない。やはり、学校には学校の難しさがあるのではないかと思う。


 それにしても授業は楽しい。改めて、恵まれた仕事に就いているのを実感した。


 

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