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 公立高校の特色化選抜の出願も終わったこの時期、千葉県内最大の模擬試験会社から、今年の入試動向についての話を伺った。


 昨年のリーマンショック以降、公立志向が高まっているといわれるが、全体を鳥瞰する限りその傾向は伺えない、つまり、昨年・一昨年と同じ状況にあるとのこと。


 ただ個別に見ると様相は異なる。


 まず、定時制の応募者が1.5倍に激増したそう。偏差値低位の高校から定時制にシフトした生徒もかなりいる。この動き、景気悪化がこれらの生徒を直撃した模様、何とも表現しがたい現象。


 また、千葉高・船橋高などのトップ高の倍率が下がった一方、中堅高校の倍率がアップしている。これも、「安全志向」の結果。つまり、学費の安い公立高校に何が何でも、という動きととらえることができる。


 こうしてみると、景気の動向は高校入試にも影を落としてるのを感じる。生徒個々に対応するのはもちろん大切。しかし、一方、マクロとして全体の動向を捉えておく重要性を改めて感じた。 

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