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 私学2校(豊島岡と攻玉社)の躍進の歴史について同校教頭先生よりお話を伺った。


 私学の現状、例えば、今こんな教育をしているとか東大に何名合格したとかなどについては、塾の説明会などで話を聞くチャンスはいくらでもある。


 しかし、どのような出来事があって、どんな対応して、そしてどのように成長してきたかなど、私学の歴史をじっくり聞く機会はあまりない。その意味で、とてもありがたいチャンスだった。


 豊島岡も攻玉社も昭和30年代から40年代にかけて、さまざまな困難を乗り越えてきた学校であることを改めて認識した。そして、学校がレベルアップ(偏差値の上昇)とともにどのように学校を変えてきたかがよくわかった。


 偏差値の上昇とともに学校は変わる。


 その中で印象に残ったのは、「生徒が学校に誇りを持つようになり、行事や学校活動に熱心になった」という話だった。確かに、公立高校を見ても、偏差値が高い高校ほど学校行事に熱心だ。「生徒の成績向上よりもこの変化が一番うれしかった」という話には重みを感じた。


 ところで、今日、この話をお聞きしたのは自由学園の「明日館」。池袋から歩いて5分くらいのところにあり、あたりは駅の近くだというのに閑静な住宅街。建物は重要文化財に指定され、木造でとても歴史を感じさせられる。


 自由学園は私学の中でももっとも私学らしい教育を行っている学校の1つ。その古く美しい建物の中での話はとても有意義に感じた。

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