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 朝から9時間半連続。終わったときは、後頭部がズキズキ。


 「ストーリーアーツ アンド サイエンス研究所」岡田勲氏のセミナーを受けた。テーマは「物語の本質」とは。


 以前、セミナーテープで岡田氏を知り、一度、セミナーを受けたいと思っていた。これがようやく実現。“たかが物語、されど物語”。物語の中には、人生そのものが凝縮されている。


 人間を感動させる物語は、すべて構造が同じ。コミックもアクションもドラマもまったく同じだという。


 しかも、物語は「物語」だけに留まらない。人を説得するのも物語だし、生き方に感動するのも物語だし、人が商品を購入するのも物語に共鳴するからだ。塾の授業だって1つの物語だ。およそ、人間の関わりはすべて物語と言えなくない。


 物語の構成は、遠い昔の神話から現代の映画まですべて同じ。3幕構成。要素はプロット(出来事)とキャラクター(人物)だけ………岡田氏の話はどこまでもシンプル。でも奥が深い。


 「オーラの泉」という番組はなぜ流行っているのか。「今という時代」とはどう関連しているのか、国分君の役割は何なのか、なぜ、彼がいなければならないのか………1つ1つ論理的に問いつめていく。
 
 この日、一番、驚いたのは、物語にとって最も大切なのは「テーマ」であること、そして、「テーマ」は決して語ってはいけないものだという。それは、映画を作る過程でも、スタッフの間で絶対に口してはいけないものだそうだ。


 「テーマ」は普遍性があるもの、当たり前のものであるもの、そして、誰でも持っているもの。そして、「テーマ」は決して、物語の中でも直接語られることはない、しかし、誰でも感じることができるものでなければならないものだそうだ。


 最も大切なことは口にしない。これは、ひょっとして、人生でも同じではないだろうか。

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