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 高校生の長女連れてプッチーニのオペラ『蝶々夫人』を見た。
 これを見ると、必ず、アメリカに対して怒りを感じるものが2つある。1つが原爆投下の場面のビデオ。もう1つがこの『蝶々夫人』だ。我ながら思考が単純過ぎて情けないとは思うが、この感情はいつも抑えられない。
 この日もそうだった。オペラの終わりの場面、蝶々夫人が自殺をする前、わが子に対して「お母さんの顔を忘れないで………」と歌う場面で、母子に対する同情とともに強い怒りを感じた。怒りの矛先は、夫のピンカートンだけではなく、むしろ彼の無責任なふるまいを許す強国アメリカに対してだ。
 日本は4隻の黒船によって開国させられ、不平等条約を呑まされた。アメリカは強者であり日本は弱者。この延長線上に、蝶々夫人がいてピンカートンがいる。何ともやるせないストーリーである。
 世界史の中では、蝶々夫人のような、あるいはもっと悲惨な歴史はいくらでもくり返されている。国は弱くあってはならないとつくづく思う。
 怒り、同情一緒に連れて行った長女はどう感じたのだろうか?
第1幕後の休憩では「死ぬほどつまらない」と言っていたが、終演後は感動していたようだ。オペラの良さに目覚めたのだろうか??

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