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 県立千葉商業高校を訪問した。一昔前まで、塾が県立高校を訪問できるなんて全く考えられなかった。県立高校の敷居は高く、いくらお願いしても、塾が校門をくぐることは全く不可能だった。ところが、最近は、生徒減を背景に県立高校もPRに努めるようになり、塾に対して門戸を開放してくれるところが増えてきた。
 これまで、多くの県立高校や私立高校を訪問してきたが、千葉商業を訪問して心底驚いた。とても生徒たちの礼儀が正しいのだ。多くの高校では茶髪、ピアス、服装の乱れなどは全く珍しくないが、この高校では、私が見た限りでは1人もいない。それどころか、廊下などで生徒たちとすれ違うと、全員、挨拶をしてくれる。この挨拶は、私のような訪問客だけではなく、同校の先生にもしているようだ。
 応対してくれた教頭先生と教務主任の先生が、「30年前の高校生のようだ」とおっしゃっていたが、全く同感だ。
 商業高校というと、ソロバン必修の就職のための高校というイメージがあるが、実態は全く違う。ソロバンの代わりにコンピュータルームが5部屋あり、コンピュータの授業には先生が2人つく。卒業生も1/3が4年生大学に進学する(1/3が専門学校、1/3が就職)。学習院大学や同志社大学にも指定校推薦の枠があり、有名大学に進学する者も少なくない。入学時の偏差値が50そこそこであることを考えると、驚異的な進学実績といえる。
 高校進学というと、特別な場合を除き、まず「普通科」と考えるが、発想を変える必要があるのではないかと思う。

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