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 自由学園をはじめて訪問、圧倒的な印象を受けた。


 以前から名前はよく聞いていた。ただ、羽仁もと子が作った学校で独自の教育を行っている………という漠然とした印象だった。


 まず校門で驚いた。学校というより「森林公園」の入口のよう。聞くと、敷地は3万坪とのこと。3万坪といわれても、どのくらいの広さか実感がわかない。でも、校舎にたどり着くまで「山道」を歩かなければならない。


 点在する施設や教室はユニークそのもの。多くの建物は数十年の年月を経ているが、手入れが行き届いていて美しい。緑に囲まれた環境の中、聞こえてくるのは鳥のさえずりとカラスの鳴き声。


 学校というより桃源郷にさまよい込んだよう。


 自由学園の教育は「ユニーク」に尽きる。例えば、昼の給食。女子部では、生徒たちが当番で、薪を割ってご飯を炊いておかずも作る。この給食作りも授業の一貫に組み入れられている。


 男子部では、中学高校の6年間使う机はすべて自分たちが作る。


 基礎的な教養を重視して、理系文系のコース分離はもちろん選択授業も一切なし。生徒の自主を尊重して学校行事は生徒主体に進められるとのこと。


 よく、私学の独自性とか私学の特色が話題になるが、自由学園こそ「私学」そのもの。


 いやぁ、「世間は広い」。まだまだ、知らない世界がたくさんあることを強く実感。

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4 thoughts on “私学とは………”

  1. いつもながらのフットワークに敬服します。好奇心の塊ですね。羨ましいです。私も以前はよく出かけていましたが、体が不自由になってからは出かけられなくなりました。またいずれお会いしたときお話をお聞かせ下さい。

  2.  Hさん、コメントありがとうございます。塾の教師をやってもう20年が過ぎようとしていますが、いまだに教育の奥深さに毎日驚きを感じています。お会いしたときにいろいろお話をお聞かせ下さい。

  3. はじめまして!!ワタシも噂には聞いたことあります‥
    とにかく手作り!!
    親も学校にかかわることが多いので専業主婦でないと務まりませんし‥
    婦人の友を愛読者で‥とか‥でもあそこの家計簿とても使いやすいんですよね~~

  4.  「どんなご家庭のお子さんに来て欲しいのですか」と質問したところ、「学校任せにしないでかかわりを持ってくれるご両親さま」との回答がありました。男子の場合、お母さまが月1回学校に来て給食の準備をしなければならないとのことでしたので、重ねて、「フルタイムで勤務の方はお断りという意味ですか」と尋ねたところ、「いやそんなことはありません。例えば、土曜日にいらしていただくことは可能です」とおっしゃっていました。
     特色のある学校であることはわかりました。でも、どんな生徒あるいはどんな家庭の子をお望みなのかはよくわかりませんでした。
     これまで、あまりPRをしてこなかった学校ですので、このあたりがまだ「成文化」されていないのかもしれないとも思いました。
     でも、とてもユニークで、このような教育を希望される方は確実にいらっしゃるだろうと感じています。
     

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