「脳科学の視点から導くネーミング手法」なるセミナーに参加した。

 学習塾はネーミングと最も縁のない業種と思ってきたが、昨年は、聞く・聞くを重視した新しい英語指導や、タッチタイピングの技法を指導する講座をスタートさせ、それぞれ「イングリッシュ・ジム」「タイピング・ジム」と名付けた。

 こんなこともあり、伸栄学習会もネーミングとは無縁ではなくなり、すこし勉強しなければ、と思いセミナー出てみた。

 そもそも言語学の領域では、音韻から連想される概念には法則はない、とされて、音韻についての研究は立ち後れてきた、そう。

 ただ、現実問題として、「ブーバ」という音韻からは丸い図形が、「キキ」という音韻からは「とがった図形」が連想され、その原理を解明すべくさまざまな研究が行われてきた。

 これまで解明されたところでは、語感の正体は「発音の身体感覚」で決まるとされ、発音に伴う息の流れ、舌の動き、音響振動などの感覚が背景にある、とのこと。

 現時点では子音、母音について辞書が作られていて、例えば、ア(A)は開放感・リラックス、イ(I)は前向き、一途、か行(K)は硬い、強いなどの語感のあることがわかっている。

 例えば、gokiburi(ゴキブリ)について分析してみると、「Gは尊大さ、暴力の興奮」、「Oは大きい、おおらか」、「Kはスピード感、強さ」、「Iは前向き、一途」となる。

 ゴキブリが嫌われる原因もこの語感にあるのは間違いなさそう。

 語感は年齢・男女・時代によって感じ方も変わるとのこと。学習塾は「言葉」が商売道具。同じ内容でも、感じのよい表現を使うべき。

 言葉の大切さを再認識させられたせミナーだった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

トップページに戻る