「行動観察をビジネスに活かす」と銘打たれたセミナー出た。

 人間の意識はよく氷山にたとえられる。顕在化している部分は全体の1割、残りの9割は意識化されないで潜在化している、と言われる。

 潜在している意識でも、表層部は質問によって意識を刺激して引き出すことができる。しかし、そのさらに下の部分は本人も気づいていいないし、言葉にすることもできない。

 行動観察はこの無意識部分を、行動の観察・分析によって可視化しようとするもの。

 子どもの指導において、行動観察はとても大切と、従来から感じていた。

 子どもたちの何気ない動作が、実は、子どもの気持ちを強く表出いている、というのは授業の場面でよく感じてきた。

 何気ないため息、ある一点の凝視、力のない「こんにちは」という挨拶、などはその子どもの心理状況を映し出していることが多い。

 そして、これをすくい取ることができずに、気づかないまま指導を進めて、その結果、後になって問題に発展することもよくある。

 ただ、私も含めて講師は必ずしもシグナルをいつもキャッチできるとは限らない。

 この日のセミナーでも、一点に集中すると回りが見なくなる、仮説が強すぎると他が見えないなどの指摘があり、「なるほど」と感じた。

 行動観察には、Inspection(検査・監視)ではなく、Observation(観察)が大切とのこと。 

 子どもの様子を、先入観にとらわれずにしっかり見なければならない、という基本原則を改めて学んだセミナーだった。

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