経済分析の専門家のセミナーに出た。

 最近の経済状況から話が始まり、アベノミクスの評価や見通し、アメリカ大統領選挙と今後の世界経済、為替の見通しなどさまざまなテーマについて話が及んだ。

 「なるほど」と頷いたり、「へぇー」と驚いたり、「そうなんだ」と説得されたり、あっという間に3時間が経過した。

 経済動向の把握は、塾にとっても大切なこと。新聞や雑誌では得られない情報が得られてとても有意義だった。

 しかし、この日一番参考になったのは、実は経済見通しではなかった。

 セミナーの終盤、それまでの経済から、突然、「そもそも富の根源とは」という話に変わった。

 根源的なある意味、哲学的なテーマ。

 「多くの国では、権力を持った人たちが、もっと儲ける、もっと自分たちが繁栄するために施策が講じられてきた。でも、日本は違う。民の幸せを増進することが第一の目的であった。」

 そして、「ところが、最近では、公共の福祉という理念が忘れ去られて、会社は株主の利益を最大化することが第一義とされるようになってしまった。これは、他の多くの国と同じで、日本の本来の姿とは違う。」という話になった。

 ウーン、なるほど。

 お客様のために、世の中のために、地域のために、という言葉はよく見聞きする。

 でも、一方で、会社(とりわけ上場企業)では、「株主のため」にというのが当たり前、いや、株主の利益最大化を外して企業経営は成り立たないのが実情ではないかと思う。

 目からウロコ。

 頭の整理がまだつかない。でも、少なくても伸栄学習会は株主の意向を考える必要はない。

 「人々の幸せに貢献する」
 原点とも言えるテーマ。これに、改めて真剣に直面する必要を強く感じた。

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