京都で開かれた「高校教育フォーラム2015」に出た。

 このフォーラムは、毎年、この時期に開かれるもの。今年は全国の高校の先生が250名弱、大学関係者など40名弱が出席した。

 サブタイトルが「キャリアと学びを社会にどうつなぐか」と銘打たれ、今年は特にアクティブラーニングが話題の中心となった。

 アクティブラーニングは、このところ教育関係者が集まると必ず話題になるテーマ。

  例えば、文科省によると、
「教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称。学修者が能動的に学修することによって、認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る。発見学習、問題解決学習、体験学習、調査学習等が含まれるが、教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワーク等も有効なアクティブ・ラーニングの方法である。」 
 と定義されている。

 多くの関係者も、アクティブラーニングについて語るときに、「能動的、主体的、問題発見・解決、意欲、多様性、講義一辺倒の排除………」等などの言葉をよく使用する。

 ただ、授業の手法について力点が置かれたり、学習の目的に力点を置いたり、生徒の姿勢に力点が置かれたりと、恥ずかしながら、今ひとつピンと来ていなかった。

 そんな中、京都大学のある教授が、アクティブラーニングについてものすごくわかりやすい説明をしてくれた。

 即ち、アクティブラーニングとは、「従来のinput(知識の吸収)に留まらず、outputする力(習得した知識を他人に対して説明や解説ができる力)をつける学習」と定義していた。

 なるほど、知識をoutputするには、言葉の力も必要だし、主体的な学習の姿勢も必要。

 アクティブラーニングを巡るさまざまな言葉のつながりも何となく理解できたような気がした。

 京都の夏は暑い!

 でも、今年もわざわざ京都まで足を運んだ価値があった。大きな成果を実感できたフォーラムだった。 

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