伸栄学習会では、この春から、障がい児を対象とした学習支援を開始したが、この関連で、川崎市にある障がい者の就労支援を行っている施設の見学をさせていただいた。

 同施設では、18歳以上の障がい者に対して、パソコンや軽作業などを組み合わせた就労支援を行っていて、きめ細かな指導や工夫によって大きな成果を上げている。

 いろいろな面で大きな刺戟を受けたが、その1つが「治具」の開発と活用。

  恥ずかしながら、治具(じぐ)という言葉に接したのは今回はじめて。

 もともとは、英単語 ”jig”に漢字を当てたもので、工場などで、加工や組立ての際に、作業位置を指示・誘導するための器具の総称とのこと。

 この施設では、障がいをお持ちの方が、作業をしやすく品質を一定に保つために、インデックスを正確に貼ったり、クッションの組み合わせ部品を作ったりするために独自に「治具」を開発している。

 つまり、障がいを持っていてもそのハンデキャップを克服するために、支援者と利用者が共同で知恵を絞っているとのこと。

 この考え方はとても重要。

 例えば、学習塾で子どもたちを指導している際に、健常児であっても得意があったり不得意があったりする。

 子どもの指導では、得意分野を伸ばすことが大切。でも、不得意分野を克服することも同様に大切。その際に、「治具」の発想が生かすことができるのではないだろうか。

 ちょっとしたや教材の工夫、手順の再構成等などいろいろあるような気がする。

 子どもの指導でも、もっともっと知恵を絞らなければならないことを痛感した。

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