ある研究会で都立公立高校を中心とした入試問題分析会に出た。

 講師はこの分野のエキスパート。さすがに深く研究しているだけあって、都立高校中心とは銘打たれた勉強会だったが、千葉の様子などについても新しい視点を得ることができた。

 驚いたのが台形の面積の正答率について。

 北海道の公立入試と小6の全国学力調査に、今年、ほぼ同じ問題が出題されたとのこと。 

 公立入試の受験者はもちろん中3、そして一方が小6。問題は同じ。常識的に考えれば、当然、中3の正答率の方が高いはず。

 ところが、中3の正答率が43%に対して、小6が73%だったとのこと。

 これだけを単純に取り出すと、小6の学力が中3を上回っていることになる。

 この理由について、中3生は移行措置の中で台形を学習したのに対して、小6は正規のカリキュラムで学習した。つまり、中3は正規の教科書で学ばす、付属の教科書で学んだ。

 恐らく、多くの中学では移行措置の学習内容について、軽く扱ったり飛ばされたりしたのではないか、というのが講師の分析だった。

 ということは、つまり、台形に限らず移行措置の学習内容は、多くの生徒のウィークポイントになっているはず。

 例えば、中1数学の「資料の整理」も同様で、日本全国どこでも恐ろしく正答率が低いとのことだった。

 これ以外にも、英語・数学・理科など、子どもにとって盲点となっている単元の紹介があった。

 高校入試まで1ヶ月強。今日の成果を子どもたちの指導に生かしたいと思う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

トップページに戻る