ある塾団体の研修会が鳥取で開かれた。

 鳥取を訪れたのは40年ぶり。ずいぶん遠いところだと思っていたが、飛行機でわずか1時間強、あまりの近さに驚いた。

 研修会は面白かった。

 隠岐で公立高校の活性化と、そこに通う高校生を対象に半官半民の学習塾をされている方の講演があった。

 隠岐は日本海に浮かぶ島。超人口減少・超少子高齢化・超財政難の難問を抱えていて、日本の最重要課題の「最前線」にある地域とのこと。 

 人口が減り、高校生も減り、放置すると島には高校がなくなってしまう。もし、高校がなくなれば、中学卒業後は「本土の高校」で学ばなければならない。

 そうなれば、下宿代その他で保護者の負担が大きくなる。それならばと、子どもが高校に入学すると家族全員が島を離れてしまうケースも出てくる。すると、さらに人口減少に輪がかかる………

 「地域活性化」とか「地域振興」という言葉はよく耳にする。私たちも、地元の学校とか、地域の学校という言葉もよく使う。でも、「地域」「地元」という言葉であっても重みが違う。

 その方は、県教委の委嘱を受けて、高校の活性化とそこに通う高校生のための半官半民の塾を開いているとのこと。

 さまざまな努力の結果、高校生の数は増え、廃校は免れた。ただ、さまざまな課題は山積とのこと。刺激を受けた話だった。

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