県立千葉女子高校で「学力向上交流会」が開かれた。


 この会は、千葉県教育委員会が県内高校生の学力を向上させるために、主に、県立高校の先生を対象にした研修会の1つ。学習塾にも参加要請があったので、出席させていただいた。


 会の冒頭に趣旨説明があり、まず、これに驚かされた。


 「授業力向上の研修会は、小学校では盛んに開催されているが、中学ではわずか、高校では滅多に開かれていない」との説明。参加している高校の先生にとっては「当たり前」のようだったが、私にとっては驚きだった。


 確かに、これまで、小学校の先生を対象にした研修会には何回か出たことはある。だから、当然、中学でも高校でも開かれているものだと思っていた。ところが、実態はそうではないとのこと。
 
 学校の常識が塾の常識ではないことを改めて認識。


 会は最初に全体会、次に教科毎に分かれた分科会が開かれた。


 全体会では、国際比較すると、日本の教科の守備範囲が狭いことについて問題指摘があった。


 例えば、理科。日本では、「理科=実験・観察」と認識されているが、アメリカでは、理科を文学や表現技法、さらには言語の援用能力まで範囲を広げて指導されているとのこと。


 もっと、教師は内容を広く捉えて指導すべきとの問題指摘があった。


 その後の分科会では数学に出た。 


 授業参観の後、研究会が行われた。家庭学習はどの高校も共通に抱える悩みのようで、宿題の出し方について事例発表があった。


 学校と塾とはよって立つ基盤が違う。だから、塾の人間はなかなか学校のことのことが分からない。今日はその意味で貴重な一日になった。

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