都立白鴎中・高の校長先生のセミナーに参加した。


 同校は首都圏の公立中高一貫校の先駆け。今年はじめての卒業生を送り出したが、そのうち5名が東大に進学した。


 このニュース、もっと評判になってよかったはずだが、東大の合格発表と大震災が重なったため話題性が低くなってしまった。


 それはそれとして、白鴎中高の進学には目を見張るものがある。東大以外にも一橋大2名、東工大3名、お茶大3名、早稲田37名、慶応15名合格実績を出している。


 同校の学習への取組は2点のみとのこと。その1つは自宅学習。中学生には2時間、高校生には2時間半を義務づけているとのこと。


 今の子どもには、単に、「自宅学習をやりなさい」と言っても動かない。このため、教師が具体的に指示して、そして、これを徹底させているとのこと。


 学習遂行表を毎日書かせたり、やらない子には補習をしたりときめ細かな指導をしているとのこと。これを徹底するのは、言うのはカンタンだが、実行するのはムズカシイ。


 同校の躍進の秘訣の1つと感じた。


  もう1つが、生活指導。生活指導は公立の欠点と認識しつつ、自宅学習の実行を裏付けするものと位置づけているとのこと。


 面白いのは、ある教師から、校長の学力中心の指導に対して「文武両道であるべきでは」との質問(批判)があったこと。


 これに対して、同校長は、「文武両道はムリ。プロの指導者なら2時間で30時間分の成果を上げられる。あなた方白鴎の教師はスポーツ指導のプロではない」と切り捨てたこと。


 従って、白鴎の説明会では、「白鴎はインターハイを目指す学校ではない」と明言しているそう。


 校長の話は至って明快。勉強になった。

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