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 PISA型教育について、実際の問題作成に携わっている方の講演を聞いた。


 PISA型教育は、今、大流行中。


 公立中高一貫校の入試や全国学力調査のB問題では、すでにPISA型の問題が出題されている。


 それに加えて、中学・高校入試や学校の定期試験、さらには今回の学習指導要領の改訂にも大きな影響を与えていると言われている。


 ただ、その内容については、恥ずかしながら、今ひとつ抽象的なレベルでしか理解できていなかった。


 この日の講演では、PISA型能力とは次のようなものとの説明があった。


 相手を論破するディベート能力を養うのではなく、異なった考えや文化を持つ人間がお互いに協力してより高い次元の考えに至るプロセスを構築する。


 絶対的な真理があるとするのではなく、価値観や理解は相対的であると仮定する。
 
 従って、読解問題も文章理解に留まらず、筆者が主張している根拠を求めたり、対立する2つの主張の共通点を求めるなどの出題がされる。


 講演はわずか1時間。でも、お陰でPISAについて具体的な理解を深めることができた。

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