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 昨日の日曜日、ある塾団体の主催で中学・高校の入試について専門家による講演会が開かれた。


 さすがにその道のプロ。とても刺激的な内容だった。もともとは塾を対象にした講演会だったが、実際の出席者の大半は私学の先生が占めた。


 この種の情報を塾、特に私たちのような中小塾で共有できれば、さらにレベルアップできるのに少し残念だった。


 中学・高校ともリーマンショック以来、私学が厳しい状況に置かれているのがよく理解できた。


 日本のGDPは2桁減少しそうだが、これによって経済規模は平成15~16年の水準に逆戻りする。その当時の状況を改めて資料で確認すると、私学は定員を確保できていないことがわかる。


 ということは、来春の入試でその状況が再現される可能がある。


 昔のことは、案外、記憶に残っていない。そういえば、その当時、確かに私学は募集で苦労していた………


 でも、もちろんこれは私学だけの問題に留まらない。当然に塾にも影響が及ぶ。指導のあり方も変えていく必要がある。


 中学入試は過熱化の一途を辿っているといわれているが、内容を細かに見ると、すでに今春の入試にかげりがあちこちに見える。


 入試を「マクロ」で捉えると、大きなトレンドが見えてくる。このような視点を提供していただきとても勉強になった。


 この日の講演は幸い録音することができた。さっそく、スタッフにも聞かせようと思う。

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