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  学習指導要領の改訂について、教科書出版社の方からお話を伺った。


 指導要領の改訂については、これまで多くの関係者の方から話を聞いてきている。ただ、今回は出版社の方。教科書作りの現場から、今回の改訂がどのように映っているのか興味があり、出かけてみた。


 話をお聞きして、改めて感じたのは、出版社が学校の先生に対して、ものすごくきめ細かにフォローしていること。


 今回の移行措置で追加される単元についての基本的な情報はもちろんのこと、解説書、授業用の教材、さらには演習用のプリントまでサービスしているよう。まさに「痒いところに手が届く」という表現がピッタリ。


 学校現場でも今回の改訂について、すべての先生に周知するのに苦労しているようだが、出版社も相当協力しているのがよくわかった。


 ただ、一方、塾に対してはどの機関からもこのような協力は一切ない。情報収集も自己責任。黙っていて情報が自然に集まるなんてことは全く考えられない。


 万一、移行措置を知らずに、子どもたちを指導したら、それはそれまで。


 追加される単元の教材も自分の手で集めるか、あるいは自分で作るしか方法はない。


 当たり前といえば、当たり前。塾は公教育ではなく私教育を担う立場。学校とは全く別。


 でも、考えてみれば、これこそが塾の持ち味。「自由」な立場だからこそ、自分の信念に基づいて子どもを教育できる。だから、誰かの援助なんてなくて当然。
 
 学校と塾は子どもを教育するという点では一致。でも、両者には大きな違いのあることを再認識した一日だった。 

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