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 伸栄学習会の浦安教室の入り口には音楽が流れている。

 毎朝、塾に来たときに、その日の音楽(CD)を決めて、それを1日流すことにしている。そして、その音楽は、私がふだん座っているパソコンの近くからも聞こえるようになっている。

 昨年秋、たまたま広告でベートーベンの全曲録音のCDが発売されているのを知り、さっそくそれを購入、そのとき以来、毎日、ベートーベンの音楽を流し続けている。

 ベートーベンは交響曲からピアノ・バイオリンなどのソナタ・協奏曲、それに弦楽四重奏曲、トリオなど多岐にわたっている。主なものはだいたい聞いたことがあるが、CD全87枚の中には聞いたことのない曲もたくさんあった。

 その代表が歌曲。

 その枚数も1枚や2枚ではない。ベートーベンがこんなにたくさんの歌曲を残しているとは知らなかった。しかも、そのほとんどははじめて聞くものだった。

 毎日、ベートーベンを聞き続けたが、今日、ようやく聞き終えた。

 仕事をしながらなので、真剣に耳を傾けているわけではない。それに、席をしょっちゅう外すので、1枚のCDを最初から最後まで連続して聞いているわけではない。いい加減な聞き方だが、それでも、少し理解を深めた。

 ベートーベンって、想像以上に「論理的」な人だったのではないだろうか。

 とくに習作(正規の曲ではないもの)を聞いていると、メロディーをやたらといじっているのを感じる。1つのメロディーをどう活用するか、いろいろ試行錯誤しているようだ。

 これまで感じていた「親しみ」に、すこし距離も感じるようにもなった。人間って、やはり、いろいろな面があるようだ。

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