教材会社が主催する漢検(漢字能力検定)についてのセミナーに出席した。


  これまで、漢検についてはいろいろな方からお誘いを受けてきた。ただ、当学習会の指導の中に取り入れる考えはまったくなかった。「漢字なんて自分で勉強するもの。漢検を受けたければ自分で申し込めばよい。」というのがその理由だった。


 ただ、このセミナーを受けてすこし考えが変わった。


 その1つは想像していた以上に受験者が多いこと。年間に240万人が受験しており、その数は、英検受験者とほぼ同じ。近いうちに英検を抜くと予想されているそうだ。


 その2が漢字の能力と、英語や数学の学力には高い相関があるということ。漢字のできない生徒で、英語や数学の学力が高い人は存在しないということがデータとして実証されているそうだ。文章読解力と英語や数学の関係については。ずっと前から気付いていた。ただ、これが漢字も言えるというのは初耳だった。


 その3が読解力と文章表現力は漢字がベースになっていること。これは言われてみればその通りかもしれない。


 改めて、漢検の問題をよく見てみると、単なる読み書きだけでの出題ではないようだ。セミナーの講師も強調していたが、漢検は「単に漢字の知識量を問うのではなく、漢字を正しく使う能力を測定するもの」のようだ。


 当学習会では速読速聴トレーニングなどを通じて、コミュニケーション力の向上に力を注いできている。これまで漢字については、「家庭学習でやるべきもの」と考えてきた。ただ、子どもたちの漢字力が落ちてきているのも事実。


 漢字学習、それに漢検受験について再検討の必要がありそうだ。

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