本日、恒例の作文対策が終わった。


 昨日終了した面接対策と同様に、中3受験生を対象に開講したものだ。最近は学校でもあまり作文を書かないせいか、年々、子どもたちの作文力は低下しているように思う。


 ただ、高校受験で出題される作文のテーマはほぼ決まっている。


 生徒には、「あなた自身の過去・未来・現在に係わるものだ」と説明している。


 過去についての出題は「中学時代の思い出」、未来についての出題は「高校生活への抱負」もしくは「将来の夢」、現在についての出題は「志望動機」に集約されるのではないかと思う。


 これに、自身自身のこと、例えば、「私の性格」とか「私の大切にしているもの」などを加えて練習しておけば、ほぼ間に合うのではないかと思う。中には、抽象的な題、例えば、「自転車」とか「窓」などを出題する高校もあるが、これも、上記のどれかに引きつければ何とか対応できると思う。


 多くの生徒は、誰が書いたのかわからない没個性的な文章を書く。自分自身がどう感じたのか、どう対処したいのかなどを書かずに、出来事などを淡々と述べてしまう作文だ。


 このような作文に対しては、アンダーラインを引いて、その時どのような気持ちになったのか、これからどうしたいのかを口頭で問うことにしている。会話の中で、ようやく自分の考えがまとまることも多い。多くの子どもたちは、自分の経験や感情を表現することに不慣れなようだ。


 作文講座も面接講座も、第一義的な目的は「合格」だ。ただ、自分自身をふり返り、自分の感情や意見を客観視することは大きな意義があると思う。何れも、教師にとってはハードな講座だが、今後とも続けていきたいと考えている。

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