小5のお母さまから電話があった。
「娘が塾でやっている算数が難しすぎると言って家で泣いている。本人は塾を辞めたいと言っている。でも、これで辞めてしまったら意味がないので私が説得する。塾の方でも配慮して欲しい」という内容だった。
 
 その子は、今、算数の「割合」をやっている。この単元は小学校の算数で最も難しい単元だ。しかも、当学習会では、勉強内容の濃い「旧カリキュラム」で進めている。この単元でつまずく子どもは多く、彼女もその1人になってしまったようだ。
 お母さまにご心配をおかけしたこと、そして、本人に説明の不足があったことは塾として反省しなければならない。でも、私は、この電話をもらってとてもうれしく感じた。その理由は、1つはお母さまから率直なお話しをいただいたこと、もう1つは、お母さまが子どもを説得するとおっしゃったことだ。
 保護者の中には、「勉強は塾に任せたのだから、後はすべて塾にお任せ」という方がいらっしゃる。塾を信頼いただきありがたいのだが、やはり、子どもの問題は塾だけでは解決できないこともある。このようなときには、お母さまにも問題を共有いただきたいと思う。
 また、“子どもの言いなり”という保護者もいらっしゃる。子どもが、「塾の勉強がわからない。だから辞めたい」と言えば、事実関係などをあまり確認しないまま、「それなら辞めたら」というケースもある。今回は、お母さまが、「子どもを説得する」とおっしゃっていただいた。私は、電話を通じて、たいへんありがたいことと強く感じた。
 このようなお母さまのご期待に添えるように、私たちも一層努力しなければならない。とてもさわやかな一日だった。 

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