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 6月に計画中の県立高校合同説明会の関係で、市川南、市川東、船橋の3校を訪問した。この時期、やはり、話題になるのは入学志願者の予想についてである。
 恐らく、多くの受験生や保護者の方は、「県立高校は殿様商売をやっていて、志願者が何人なんか気にかけていない」と思っているのではないだろうか。確かに、県立高校には“採算”があるわけはない。生徒が集まらなければ統廃合の対象にはなるが、それで直接職を失うわけではない。だから、志願者について心配しているはずがない………と感じているのではないかと思う。
 しかし、そんなことは断じてない。県立高校も学校作りに情熱を傾けている。そのためには良い生徒に来てもらいたいと思い、熱心にPRも行っている。この意味では私立も県立も変わらない。
 昨日、特色化選抜の志願が締め切られ、先ほど、その倍率が発表された。恐らく、この数字は、生徒・保護者と高校の先生とは全く異なって見えるのではないかと思う。生徒にとっての“2倍”は確率50%でしか合格できないことを意味する。しかし、高校から見れば、その後の一般入試も考えれば、定員割れスレスレを意味する。
 同じ数字でも、立場が異なれば違って見える。当たり前といえば当たり前。
 ところで、塾にとってはどうなのか………
いろいろエラそうなことを言ってても、詰まるところは生徒と同じ。
 「倍率が高すぎる。お願いだから、当日、みんな休んでくれ!!」

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