7e2be524.jpg 家族全員で浅草の酉の市に行った。ここ数年のわが家の恒例行事だ。私は浅草で育ったため、子どもの頃からよく縁日に行った。浅草は縁日の多いところで、真冬を除きしょっちゅう縁日がある。酉の市はその中で一番華やかな縁日だと思う。
 今年は酉年のためか人出が特に多かった。鷲神社に入るのに例年の倍近く、30分程かかった。実は、毎年、酉の市に行くのはもう1つ理由がある。それは、亡父の墓参りを兼ねているからだ。亡父の墓は鷲神社の真ん前のお寺の中にある。まず、墓参りをして、それから、ビールを片手に縁日の人混みの中を歩くというのがいつものスタイルだ。
 鷲神社はかつての赤線の吉原に隣接していて、その先は山谷だ。山谷は日雇労働者のための簡易旅館がたくさんあるところで、昔はとてもコワイところだった。車道でいつも酔っぱらいが一升瓶片手に歩いていて、まるで365日歩行者天国のようなところだった。最近はそのコワサもなくなったが、その代わりに、今年はホームレスの数が増えたような気がした。
 株価も回復して景気も良くなっているといわれている。しかし、山谷を歩いた限りでは、その兆候はまったく感じられなかった。

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