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 東京学館総合技術高校を訪問した。浦安からは片道1時間半はかかるのでこれまで、伸栄学習会から進学した生徒はあまりいない。
 この高校は昭和61年に職業科だけの高校として設立され、現在は情報処理科、食物調理科など4学科で運営されている。ただ、来年4月からは新たに普通科の募集もか始めるとのことだ。
 
 私がこの高校に興味を感じたのは、職業科であることと、新しい普通科がどのような方針で新設されるのかを知りたかったからである。以前に「千葉商業」についてご紹介したが、職業科は就職だけではなく「隠れた進学校」でもある。実際、この東京学館総合技術高校も300名程度の卒業生のうち75名(全体の4分の1)が4年生大学に進学している。進学者の多くはAO入試や推薦入試で進学しているとのことで、大学入試が多様化している中、今後、ますます、進学実績が伸びるのではないかと思う。
 伸栄学習会でも、AO入試や推薦入試に積極的に取り組んでいるが、これらの入試では、「学力」よりも、大学進学への「意欲」や高校3年間の「実績」が重視される。その結果、現時点での学力では絶対に合格できない大学にも合格することができる。その意味で、普通科よりもある意味では職業科の方が進学しやすい環境にあるといえる。
 授業風景も見せてもらったが、生徒たちは実習に真剣に取り組んでいて普通科にはない雰囲気を感じた。つまらない授業をボーッと聞いているより、職業科の実習の方がはるかに高校3年の意味があるのではないかとも感じている。
 新設される普通科も、一般入試はもとよりAOや推薦に力を入れるとおっしゃっていた。もし、この指導が上手くいくなら、相当、進学実績を上げることができるのではないかと思う。

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